【有頂天/ポルカドットスティングレイ】歌詞の意味を解釈・考察|人生を楽しく生きるためのヒントが歌われている2ndアルバムリード曲

有頂天アーティスト写真ポルカドットスティングレイ

ポルカドットスティングレイ『有頂天』の
歌詞についてうぇあミュ〜的には

地味で大人しめな主人公が
流行りに乗っていきたいけど
今までの自分も大事にしたい
という葛藤を抱えながら

結局はただ楽しく生きていたい
する様子が描かれている

と解釈しました。

うぇあミュ〜くん
うぇあミュ〜くん

このように解釈した
理由はのちほど〜

『有頂天』という楽曲は
“2019年2月6日”にリリースされた

ポルカドットスティングレイの
2枚目のアルバム『有頂天』の
ラスト13曲目に収録されています。

アルバムタイトルにもなっている
リード曲
です!

ポルカドットスティングレイ「有頂天」MV

前作『全知全能』までの
ポルカドットスティングレイの楽曲とは一味違う
かなり華やかでポップな楽曲となっています。

キーボードやホーン隊が参加しているのも
今までのポルカドットスティングレイの
楽曲とは大きく異なる点ですね。

曲調は今までのポルカドットスティングレイ
とはかなり異なるものとなっていますが
歌詞の方はどうなのでしょうか?

うぇあミュ〜くん
うぇあミュ〜くん

今回はそんな
ポルカドットスティングレイの
『有頂天』の歌詞に迫っていくよ〜

本記事の内容
  • 登場人物について
  • 歌詞の解釈・考察
  • うぇあミュ〜的まとめ
 
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1.『有頂天』の登場人物について

有頂天PV

登場人物は基本的に主人公である「私」だけ。

2番Aメロでよそゆきの服を着ても楽しげな
群れの中でどうすればいいのか分からないと言っていたり

2番Bメロでランウェイのような華やかな道を
進む自分を不思議に思っているなど

地味で大人しい感じの性格だと考えられます。

しかしサビで
“思い出なんて忘れて流行りに流されて
変わっていく私を見ていて”とあるように

主人公は地味で大人しい性格を変えたい
と思っています。

はっきりと出てくる登場人物は
主人公である「私」だけですが

『有頂天』では

“私を見ていて”
“私と踊りませんか”と

誰かに向けて言っていることを暗示させる
フレーズがたくさん出てくるんです。

しかし二人称の言葉が出てくるのは
曲の最後の英詞のみ。

直訳すると

あなたがほしい
あなたが嫌い
でもあなたを愛している
あなたがほしい

経験上、一人称が中心の歌詞で
嫌いだけど、愛しているというフレーズが出たら
基本的に対象は自分自身。

うぇあミュ~的に登場人物の考察から
『有頂天』は自分自身と向き合っている曲
だと解釈しました。

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2. 『有頂天/ポルカドットスティングレイ』歌詞に込められた意味の解釈と考察

有頂天トレーラー

『有頂天』の登場人物が分かったところで
ここからは歌詞全文を見ていきます。

1番歌詞について

まずはポルカドットスティングレイ
『有頂天』の1番歌詞を見ていきます。

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1番歌い出し

このまま遠くへ
思い出なんて忘れてさ
私は時代のマネキンさ
流されて変わっていく私を見ていて

『有頂天』はサビから始まります。
この歌詞は1番サビ、2番サビと共通です。

歌詞の意味について
分かりやすいところから見ていきましょう。

まずは”私は時代のマネキンさ”
というフレーズ。

マネキンとは宣伝のために流行服などを
着せて店に並べる等身大の人形をいいます。

主人公は流行り物を着た人形のようなもの
だという意味ですね。

そうすると前後の”思い出なんて忘れてさ”
“流されて変わっていく私を見ていて”は

昔の私なんか忘れて
流行りに流されて変わっていく私を
見ていてほしい
となります。

「見ていて」は受け入れてほしい
という意味での解釈もできそうです。

登場人物の解説であったように
『有頂天』の二人称は昔の自分。

「見ていて」は
昔の自分に対してのメッセージです。

1番Aメロ〜1番サビ

1番はAメロからサビまで
繋がりがありそうなので一気にいきます。

そんな顔しないで
件のセクシーガールを射止めるその波動砲
華やいでいたいね
軽くて薄い愛とやらで
私の語彙が薄れていく

ああでもない、こうでもない、そうじゃないって
私だって疲れた

このまま遠くへ
思い出なんて忘れてさ
私は時代のマネキンさ
流されて変わっていく私を見ていて

歌い出しと同様に1番の歌詞も意味が
分かりやすいところから見ていきますね。

最初の”そんな顔しないで”と
“華やいでいたいね”は繋がりがありそうです。

“華やいでいたい”ということは
今は華やいでいないということですよね。

陰気臭い表情でもしているのでしょうか。

そして続く”件(くだん)のセクシーガールを
射止めるその波動砲”とはなんだ??笑

まずはあまり馴染みのない
言葉について見ていきます。

「件(くだん)」は
既に話したこと、いつものという意味。

ちなみに「波動砲」は「宇宙戦艦ヤマト」に
登場する架空の大威力兵器のことらしいです。

他のゲームやアニメ等で使われている波動砲も
基本「宇宙戦艦ヤマト」に由来しているらしい。

使われている言葉の意味が分かったところで
意味を噛み砕いてみると

“噂のセクシーガールを射止める波動砲

うぇあミュ〜くん
うぇあミュ〜くん

あんまり噛み砕けてない〜笑

しかし”件(くだん)のセクシーガールを
射止めるその波動砲”と
“軽くて薄い愛とやらで私の語彙が薄れていく”
に繋がりがあると解釈すると

セクシーガールを射止める波動砲は
軽くて薄い愛のようなもの
と考えられます。

うぇあミュ〜くん
うぇあミュ〜くん

波動砲は必殺の口説き文句
みたいなものなのかな〜

歌い出しのところでも書きましたが
サビは昔の私なんか忘れて、流行りに流されて
変わっていく私を見ていてほしいという内容。

だとすると「セクシーガールを射止める波動砲
は流行りのものを表しているのでは。

「セクシーガールを射止める波動砲」を使うと
私の語彙が薄れていく=自分らしさがなくなる
という葛藤を主人公は抱えていると解釈しました。

1番Bメロではまさに
主人公は自分がどうあるべきなのか
“ああでもない、こうでもない、そうじゃない”
と悩んでいますね。

歌詞には載っていませんが
Bメロの最後は「3、2、1」
と言ってサビに繋がっていきます。

歌詞の意味もサビと繋がりがありそうです。
(1番サビは歌い出しのサビと同じ)

1番AメロからBメロで
主人公は流行りに流されて変わっていくべきか
自分らしさを大事にするか悩んでいました。

その結果、主人公は「時代のマネキン」として
流行りに流されて変わっていくことを決めた

と解釈できますね。

2番歌詞について

続いてポルカドットスティングレイ
『有頂天』の2番歌詞を見ていきます。

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2番Aメロ

よそゆきの服を着ても
こんなときどうすればいいのか分からない
楽しげな群れの
カラフルなたった1度の恋をすり抜けて歩く

「よそゆきの服」とはストレートに解釈すると
出掛ける際に着る服、晴れ着のことです。

普段は行かない場所に行くのでしょうか。

そんな普段は行かない場所で
主人公の身にこんなときどうすればいいのか
分からないとなってしまう出来事が起きます。

その出来事とは
“楽しげな群れのカラフルなたった1度の恋”

クラブとかパーティとか
人が沢山集まって盛り上がる派手な場所で

一夜だけの恋がたくさん生まれている様子を
表しているのではと解釈しました。

1番歌詞の意味から考えて
主人公は流行りに流されて
クラブやパーティに行った
と考えられますね。

“たった1度の恋をすり抜けて歩く”と続くので
主人公は相手からの誘いをかわしていると解釈できます。

1番では流行りに流されることと
自分らしさを大事にすることで葛藤している
様子が描かれていましたが

2番Aメロでは、流行りに流されている様子と
上手くついていけない様子
が描かれています。

2番Bメロ〜2番サビ

1番Bメロと同じで、歌詞には載っていませんが
Bメロの最後は「3、2、1」と言って
サビに繋がっていきます。

歌詞の意味もやはりサビと繋がっていそうです。
(2番サビは歌い出しのサビ、1番サビと同じ)

それでは一気に見ていきます。

ランウェイを駆け抜けてまだ進む
私だって不思議さ

このまま遠くへ
思い出なんて忘れてさ
私は時代のマネキンさ
流されて変わっていく私を見ていて

まずランウェイとは花道のことです。

ランウェイを進むことに対して
“私だって不思議さ”とあります。

主人公はランウェイのような華やかな場所は
私には似合わないと思っている
ようです。

この流れで「3、2、1」と
サビに繋がっていきます。

2番サビも今までのサビと同じ内容。

昔の私なんか忘れて流行りに流されて
変わっていく私を見ていてほしいという内容です。

主人公は2番Bメロでランウェイのような
華やかな場所は似合わないと思っていますが

昔の華やかな場所が似合わない自分なんか忘れて
ランウェイのような華やかな場所に行きたい

思っていると解釈できます

うぇあミュ〜くん
うぇあミュ〜くん

今までの自分らしさと流行りの間を
何度も行ったり来たりだね〜

3番歌詞について

続いてポルカドットスティングレイ
『有頂天』の3番歌詞を見ていきます。

ついに曲のラストです!

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ラストサビ

このまま遠くへ
流行り廃り忘れてさ
思い出なんて美しいもんさ
建前なんて蹴破って
有頂天で踊りましょう
悩みなんて忘れてさ
そのうちにうまくいくもんさ
着飾っても肝心なことはわからない

ラストサビは他のサビと結構変えてきてます。

今までのサビでは

“思い出なんて忘れてさ”
“流されて変わっていく私を見ていて”

昔の自分なんか忘れて
流行りに流されていく
という内容でした。

しかしラストサビでは
“流行り廃り忘れてさ”とあります。

流行りとか昔の自分とか関係ない
ということですね。

そして後半部分ではタイトルにもなっている
「有頂天」というフレーズが初めて登場
します。

まず言葉の意味を見ていきます。

「有頂天」とは物事に夢中になること
夢中になるさま。

「踊る」はご存知の通り
音楽に合わせて体を動かすという意味。

“有頂天で踊りましょう”というフレーズは
夢中になって楽しもう
と解釈できますね。

ラストサビの最後では
着飾っても肝心なことはわからないし
悩みがあったって夢中になって楽しんでいれば
そのうちうまくいくさと歌っています。

1番、2番のAメロ、Bメロでは
流行りに流されていきたいと思いながらも

自分らしさを大事にしたい気持ちと葛藤したり
流行りに上手くついていけない自分に
悩んだりしていました。

ラストサビでは

“思い出なんて美しいもんさ”
“そのうちにうまくいくもんさ”と

全部肯定している
すごい前向きな歌詞になっています。

3番Dメロ

I want you, I want you
I hate you but I love you
I want you, I want you...

3番Dメロは最後の英詞部分。

直訳すると、

あなたがほしい
あなたが嫌い
でもあなたを愛している
あなたがほしい

となります。

登場人物の解説であったように
『有頂天』の二人称は昔の自分です。

昔の自分を大事にしたいけど
流行りに流されたいという葛藤が
表現されています。

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3. うぇあミュ〜的まとめ:とりあえず有頂天で踊りましょうってこと

『有頂天/ポルカドットスティングレイ』は

大事にしたい今までの自分も
ついていきたい流行りとかあまり考えずに

とりあえず

有頂天で踊りましょう
=夢中になって人生を楽しもう

という前向きなメッセージで
背中を押してくれる楽曲でした。

『有頂天』という楽曲は前作『全知全能』までの
ポルカドットスティングレイの楽曲とは一味違う
華やかでポップな楽曲となっています。

なので

“私は時代のマネキンさ
流されて変わっていく私を見ていて”

という歌詞はどこか

ポルカドットスティングレイ
のバンド自身のことを歌っているのかな?

と察してしまいそうになる内容。

しかしボーカル雫さんは
アルバムでは『ラブコール』という楽曲で
自分のことを歌にしたと言っているので
『有頂天』は違うよう。

ポルカドットスティングレイの楽曲は
ストレートな歌詞というよりは
少し抽象的な歌詞が印象的です。

だからメッセージ性はもちろん
作品としてすごく綺麗ですよね!

うぇあミュ〜くん
うぇあミュ〜くん

考察するのは苦労するけどなあ〜笑

『有頂天』の歌詞に込められた意味の
解釈・考察は以上になります。

最後までご覧いただき
ありがとうございました!

いつもありがとう
うぇあミュ〜くん
うぇあミュ〜くん

他にもポルカドットスティングレイ
の記事を書いてるので良かったら見てね〜

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