今回はback number『ロンリネス 』の
歌詞の意味について考察していきます。
back numberの楽曲といえば
やはりラブソングですが
『ロンリネス』の歌詞には
ラブソング要素は全くありません!
何なら結構やさぐれた人物が主人公
の楽曲になっています。
カップリングならではの
やさぐれ歌詞に注目だよ〜
『ロンリネス』という楽曲は
“2018年8月22日”にback numberの
18thシングルとしてリリースされた
『大不正解』のカップリング曲です。
back numberの6thアルバム『MAGIC』の
7曲目にも収録されています。
今回はそんなback number
『ロンリネス』の歌詞に迫るよ〜
- 楽曲テーマについて
- 登場人物について
- 歌詞全文の解釈・考察
1. 『ロンリネス』の歌詞テーマについて
「ロンリネス」(loneliness)とは
孤独という意味です。
ボーカル清水依与吏さんは『大不正解』の
オフィシャルインタビューで
『ロンリネス 』についてこのように語っています。
デモを作っているときに「ロンリネス」
と歌ってたから、歌詞はそこから膨らませていきました。
サビで「ロンリネス」と歌うために
歌詞のテーマが孤独になったそうです。
back numberが思う
「孤独」とは何なんだろ〜
2. 登場人物について
『ロンリネス』の歌詞に出てくる
登場人物は主人公と神様です。
『ロンリネス』の歌詞に出てくる
神様とは人間を作るもの。
主人公は人間を作る神様へのインタビュアー
というポジションになっています。
なかなか斬新な設定だな〜
3. 歌詞に込められた意味の解釈と考察
歌詞のテーマと登場人物を押さえたところで
ここからは歌詞に込められた意味について
見ていきます。
1番歌詞について
まずはback number『ロンリネス』
1番歌詞を見ていきましょう。
1番Aメロ
今日はお忙しい所ありがとうございます
早速インタビューから始めさせて頂きます
神様はこれまで様々なタイプの
人間をお作りになられて来られたわけですが
作品を作る上で心掛けている事 気を付けている事は
あるわけないか
『ロンリネス』という楽曲の設定は
神様へのインタビューです。
前章の登場人物についてで書きましたが
「神様」とは人間を作るもの。
主人公は人間を作る神様に対して
“作品を作る上で心掛けてる事
気を付けている事は?”と
あたかもアーティストに対してするような
質問をしていきます。
しかし続けて
”気をつけている事はあるわけないか”と。
主人公は少しやさぐれているようです。
失礼なインタビュアーだな〜
1番サビ
ロンリネス そう僕ら ロンリネス
じゃあ胸の痛みでも交換しようよ 不適合?わお
どんなに身を溶かしても 境界線は鮮やかに
「ロンリネス」(loneliness)の意味は孤独。
つまりサビ頭では
僕らは孤独なんだと歌っています。
続く”じゃあ胸の痛みでも交換しようよ 不適合”
“どんなに身を溶かしても 境界線は鮮やかに”では
どれだけ努力しても僕らは1つにはなれないと
言っています。
誰かと胸の痛みを交換しようとしてもできないし
どんなに身を溶かしてひとつになろうとしても
境界線がはっきりとしているということです。
どう頑張ったって
僕らは1つになれないから
一生孤独なんだということだね〜
2番歌詞について
続いてback number『ロンリネス』
2番歌詞を見ていきます。
2番Aメロ
待望の新作のお話のその前に
ぶちまけた話最高傑作はどこのどいつですか?
失礼いたしました 気をとり直しまして
先週リリースとなりました新作のお話に
今作にあって1番のポイントはどこですか?
伝えたいメッセージは
ねぇメッセージは?
2番Aメロでは再び人間を作っている
神様へのインタビュー再開です。
ちなみにインタビューと言えば
新作についてがほとんどですよね。
しかし主人公は新作の話は置いといて
今までの最高傑作は誰かと聞いています。
1番に引き続き失礼だな〜
その後主人公はすぐに失礼いたしました
と言って新作のインタビューを始めます。
質問内容は「1番のポイント」と「伝えたいメッセージ」
最後は”ねぇメッセージは?”と
早く答えてよという感じです。
1番Aメロに増してやさぐれ全開だ〜
2番サビ
ロンリネス そう僕ら ロンリネス
裸で抱き合ってればひとつになれるかい
素敵?どう?どう?
こんがり身を焦がすほど 繋ぎ目は浮き彫りに
1番サビと同様にサビ頭では
僕らは孤独なんだと歌っています。
続いて”裸で抱き合ってればひとつになれるかい”
主人公は孤独ではなく
何かとひとつになりたいようですね。
しかし最後は”繋ぎ目は浮き彫りに”とあるように
やはりひとつにはなれないことを嘆いています。
1番サビと同じで主人公は
孤独ではなく繋がりたいんだね〜
3番歌詞について
続いてはback number『ロンリネス』
3番歌詞を見ていきます。
いよいよ曲のラストだよ〜
3番Cメロ
同じ材料でお馴染みの作業で
作れるんなら 全部同じにしといてよ
ラストサビ前のCメロでは
主人公がどうしてやさぐれているのか
が明らかになります。
同じ人間なのに平等じゃないという事実が
『ロンリネス』の主人公を
やさぐれさせているようです。
優れた人への劣等感が
やさぐれの原因みたいだね〜
ラストサビ
ロンリネス そう僕ら ロンリネス
多数決に四捨五入
邪魔な端数は 切り捨てて おそろい!
神様ぼくら偉いですか ああ褒めてくれますか
ラストサビではCメロで主人公が言っていた
人間は平等じゃないという問題に対して
多数決に四捨五入で邪魔な端数は切り捨てて
平等にしましたと言っています。
平等じゃないなら邪魔な考えは排除して
無理やり平等にするということ。
バッドエンド的な余韻の残る
終わりかただね〜
4. まとめ:『ロンリネス 』で描かれている孤独とは
人間を作る神様へのインタビューという
設定はやはり斬新でしたね。
『ロンリネス』の歌詞は
「孤独」がテーマとなっていました。
back number的な「孤独」とは
人とは違うということに対する孤独。
確かに学校でも職場でも
すごい人に囲まれていると大勢でいても
孤独に感じることってありますよね。
個人的に2番Aメロの
ぶちまけた話最高傑作はどこのどいつですか?
というフレーズが印象的でした。
いろんな偉人とかもいたりするけど
誰が人間の最高傑作なんだろうって
思ったりしました。
じゃあ自分は何位なんだろとかいう
怖すぎる考えが浮かんだり、、
まとめもバッドエンド的な感じに
なっちゃったな〜
back number『ロンリネス』の
歌詞に込められた意味の解釈・考察は以上です。
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
他にもback numberの記事を
書いてるから良かったら見てね〜
コメント
神様は、何を聞いても答えてくれないんだよね。孤独だよね
インタビュー風の独り言