ボーカル清水依与吏さんは
『エキシビジョンデスマッチ』の歌詞について
オフィシャルインタビューでこのように言っています。
たまたま後輩に相談事をされたことが
きっかけとなってアンサーではないんですが
「こういうことでいいんじゃないのかな」っていう
応援歌プラスαみたいな歌になりました。
『エキシビジョンデスマッチ』は
悩んでいる人への応援歌ということだね〜
『エキシビジョンデスマッチ』という楽曲は
“2019年2月27日”にリリースされた
back numberの20thシングル
『HAPPY BIRTHDAY』のカップリング曲
として2曲目に収録されています。
6thアルバム『MAGIC』にも
9曲目として収録されている楽曲です。
今回はそんなback number
『エキシビジョンデスマッチ』
の歌詞に迫っていくよ〜
1. 『エキシビジョンデスマッチ/back number』歌詞全文の意味について解釈・考察
早速『エキシビジョンデスマッチ』の
歌詞の意味について見て行きましょう。
1番歌詞について
まずはback number
『エキシビジョンデスマッチ』
の1番歌詞を見ていきます。
1番Aメロ
才能のない奴はやめちまえ
黙れよ 戯言山の古ダヌキ
出だしのフレーズ
“才能のない奴はやめちまえ”
ボーカル清水依与吏さんは
人生の中で言われた一番辛辣な言葉
だと言っています。
そんなことを言ってきた人に対して
「黙れよ」と噛みついています。
攻撃的な曲始まりだね〜
ちなみに記事冒頭でも書きましたが
『エキシビジョンデスマッチ』の歌詞は
後輩からの相談事を受けての内容となります。
その後輩は恐らくバンドマンですよね。
ボーカル清水依与吏さんに
“才能のない奴はやめちまえ”という人は
恐らく音楽関係者でしょう。
つまり『エキシビジョンデスマッチ』は
偉そうな音楽関係者へ噛みついている曲と
解釈できそうです。
1番Bメロ
全部が全部 解った調子で
どこで拾った物差しなの
嗚呼 そんなもんで人の未来を測るんだね
1番Bメロは1番Aメロのフレーズ
“才能のない奴はやめちまえ”と関連した部分。
“才能がない奴はやめちまえ”と
言ってくる人に対してどんな基準で才能がない
と決めつけているのかと言っています。
最後はそんな良く分からない基準で
人の大事な可能性を測るんだと呆れた様子。
1番Aメロに続いて
ガンガン噛みついていくね〜
1番サビ
ジャンのケンのポンのグーでぶん殴ってよ
パーでも勝てない丸め込めないグーもあんだよ
誰も踏み込めない深い場所で 情熱を押し付けろ
『エキシビジョンデスマッチ』の
サビは全部で3回です。
全てのサビでは共通して
負けだと決めつけられていることでも
勝つことだってあるということを
ジャンケンに例えています。
1番サビで言っているのは
「パー」でも勝てない「グー」だって
あるんだということです。
面白い例えだね〜
続いて最後の
“誰も踏み込めない場所で 情熱を押し付けろ”
について見ていきましょう。
「誰も踏み込めない場所」というのは
“才能のない奴はやめちまえ”と
言ってくるような人が踏み込めない場所。
噛み砕くと
決めつけられた考え方に左右されない場所
と解釈できそうです。
誰かの決めつけなんか気にせず
自分を信じて進んでいけということ。
音楽の話に変換すると
偉い人の決めつけなんか気にせずに
自分を信じて曲を作れとなりますね。
ちなみに1番サビでは「グー」でしたが
2番サビでは「チョキ」
ラストサビでは「パー」に焦点を当てています。
テキトーに聴いていたら
ジャンケンの歌?
ってなりそうだよね〜
2番歌詞について
ここからはback number
『エキシビジョンデスマッチ』の
2番歌詞を見ていきます。
2番Aメロ
盛ればいつの日か衰える
興味ないね そっちはそっちでやっとくれ
2番Aメロ歌い出しのフレーズ
“盛ればいつの日か衰える”
人気が出たっていつかは衰える
ということです。
良く聞くフレーズだよね〜
『エキシビジョンデスマッチ』では
そんな決めつけなんか恐れないと
いうことです。
2番Bメロ
なんなりとご注文通りに
お直し クレームも ああ喜んで
効率 能率 協調性に
発想 人望 リーダーシップ ねえ
嗚呼 生き様は自分自身で決めますので
前半部分では”なんなりとご注文通りに/
お直し クレームも ああよろこんで”と
“才能のない奴はやめちまえ”と
言ってくる人の意見を歓迎しています。
しかし後半部分では
“生き様は自分自身で決めますので”と突き放しです。
意見は聞くけれど
どう生きていくかは自分で決めるから
あまり深入りしてこないでくれということ。
前半と後半で歌詞の意味と
メロディも対照的なのが良いね〜
2番サビ
ジャンのケンのポンのチョキで引き裂いてよ
どんなに頑ななグーだって刃こぼれひとつ無し
そんなの見た事も聞いた事も無い
それで良い それで良いんだよ そうゆうもんなんだ
1番サビの考察でも書きましたが
『エキシビジョンデスマッチ』のサビでは
負けだと決めつけられていることでも
勝つことだってあるということを
ジャンケンに例えています。
2番サビで焦点を当てているのは
「チョキ」です。
「グー」でも勝てない
「チョキ」だってあるんだということ。
そんなの見た事も聞いたことも無いけど
それで良いと言っています。
決めつけられている常識が全てでは無い
ということですね。
ラストサビ
ジャンのケンのポンのパーで吹き飛ばしてよ
どんなに研ぎ澄ましたチョキだって触れなきゃ同じ
誰も理解出来ない筋道で良い
戦う相手を間違えないでよ
ラストサビでは「パー」に焦点を当てて
負けだと決めつけられていることでも
勝つことだってあるということを
ジャンケンに例えています。
「チョキ」でも勝てない「パー」だって
あるんだということです。
続くフレーズ
“誰も理解出来ない筋道で良い”は
常識にとらわれなくて良いということ。
そして最後の”戦う相手を間違えないでよ”
というフレーズについて見ていきましょう。
『エキシビジョンデスマッチ』では
曲をとおして”才能のない奴はやめちまえ”
と言ってくる人に決めつけるなと噛みついています。
しかし実際に自分が生きていく中で
戦うべき相手はこのような人ではない
ということです。
では戦うべき相手は誰なのか?
それは自分自身だと解釈しました。
やるべきことは”才能がない奴はやめちまえ”
と言う人の考え方に噛み付くことではなく
続けることによって結果を出すこと
ということです。
曲をとおして攻撃的だったけど
最後は冷静だね〜
2.タイトル『エキシビジョンデスマッチ』に込められた意味とは?
タイトルとなっている
『エキシビジョンデスマッチ』というワードは
曲中には一度も登場しません。
それでは一体タイトル
『エキシビジョンデスマッチ』には
どのような意味が込められているのでしょうか?
タイトルを直訳すると以下となります。
- エキシビジョン
→公式記録としない公開演技や模範試合 - デスマッチ
→命を賭けた戦い
対照的な意味になっているね〜
ボーカル清水依与吏さんは
『エキシビジョンデスマッチ』という楽曲で
「命懸ける価値があるものは何個もない」
「これほんとに大事にする価値あるのか」
ということを伝えたいと言っています。
ラストサビで”戦う相手を間違えないでよ”
と言っていましたね。
つまり「エキシビジョンデスマッチ」とは
“才能のない奴はやめちまえ”と言ってくる人
と戦うことと解釈できます。
“才能のない奴はやめちまえ”と
言ってくる人なんか相手にする
価値ないということだね〜
3. うぇあミュ〜的まとめ:命懸けて戦うものなんてそんなにない!
『エキシビジョンデスマッチ/back number』では
曲をとおして”才能がない奴はやめちまえ”
と言ってくる人に対して噛みついていました。
サビではジャンケンに例えて
負けだと決めつけられていることでも
勝つことだってあるから決めつけるな
と言っています。
口調も攻撃的だったよね〜
しかしラストサビの最後のフレーズ
“戦う相手を間違えないでよ”で
そもそも相手にする必要もないと言ってます。
この部分こそ『エキシビジョンデスマッチ』で
最も伝えたい部分だと解釈しました。
僕も自分の価値観で
否定してくる人は
相手にしないようにしよ〜
『エキシビジョンデスマッチ』の
歌詞に込められた意味の解釈・考察は
以上になります。
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
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